公演Blu-ray。 星の女子さん⑭ 「私立探偵　西郷九郎と九人の女」全３作品を収録。 第一話「虫を愛でる女」 第二話「箱を出たい女」 第三話「狼を待つ女」 古民家の立ち並ぶ通りにある「ファイナル探偵事務所」。 人が最後に頼る場所、という大層な理由で名付けたのは私立探偵西郷九郎。 次々とやってくる九人の女たちの抱える事件。 ある朝目覚めた男はなぜ虫になってしまったのか。 どうしても出られない部屋はどうして出られないのか。 一本の木の下で待っている人たちは誰を何のために待っているのか。 フランツ・カフカ、ルイス・ブニュエル、安倍公房、サミュエル・ベケット── 古今東西の不条理劇になぞらえた謎を、一介の私立探偵が解決してしまう？！　 不条理を条理に引き戻す推理劇。

2023年4月20日～23日に行われた、星の女子さん⑲「御恩」の文庫です。 上演台本を文庫化しました。 背表紙にもこだわって作成しています。 過去作品と並べるとかわいいですよ。 ｡*⑅୨୧┈┈┈┈あらすじ┈┈┈┈୨୧⑅*｡ 童話作家の大泉すみかは父親と二人暮らし。共に爪に火を点す貧乏暮らし。​ 楽しみは編集者と打ち合わせをするときの一杯の珈琲と茶菓子。 ある日編集者がやってきて、ヤーコプ・ルートヴィヒ・カール・グリムを連れて来た。​ 大泉すみかの創作と争闘の日々がはじまる。

オリジナル上演台本。 「富山家の人々とその他の独白」の1994年、2002年、2008年の3話すべてを収録。 ▲▽▲▽▲▽あらすじ▲▽▲▽▲▽ ​富山家のリビングを舞台に、1994年、2002年、2008年の14年間の出来事を通じて描く、事件をはらんだ日常。 作家の家族にまつわる記憶を元にした、虚実の入り混じった登場人物たちによる会話劇。 教訓もない感動もない何の役にも立たない、家族の記憶をたどる物語。

オリジナル上演台本。 最新公演「ヤングレ」と過去公演「病んでるのとグレてるの」の2作品を収録。 ＜あらすじ＞ ある日、ヤンデルとグレテルの姉弟は両親の夫婦喧嘩にうんざりして家を出たが行く当てもなく、近所の納屋に潜伏する。 すぐにその持ち主、南野に見つかってしまうが、南野の友人・北野と知り合い、猫の埋葬を通じて奇妙な友情を結んだ３人は、北野のマンションで一緒に暮らすことになった。 様々な家を転々としながら、姉弟は自分たちの「かえりたいおうち」を見つけることができるのか。 転がる石のように引越しする間借り旅演劇。

オリジナル上演台本。 「水辺のメリー」と過去公演「水辺・ア・シンメトリー」の2作品を収録。 ＜あらすじ＞ アパートの屋上に貯水槽がある。 その中には死体が沈んでいて、匂いを嗅ぎつけたカラスたちが寄ってくる。 築数十年のアパート・メリーベルの貯水槽にもメリーという名の死体が暮らしている。 そこにやってきた清掃員の水熊マコトは、メリーがいるから掃除ができない。 どうにか出て行ってもらおうと交渉を始めるが、別の貯水槽に住む腐乱死体、 沼野エビ子が押しかけてきて・・・ 泉鏡花の「夜叉が池」「天守物語」をモチーフに、死体と清掃員の恋模様を描く。 生死の境界を越えるラブストーリー。